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2006日豪交流年公式イベント 
ワイン・エチケット・アートショー2006

2006日豪交流年記念ワイン展 世界から注目を浴びるヤラ・ヴァレー地区のワインテイスティングは今年12月にフェデレーションスクエアで行なわれますが、それと同時に開催されるのが「2006日豪交流年記念ワイン展」です。

日本の芸術家の作品をラベルに貼ったヤラバレーのワインが約250本展示されます。まさに日豪文化の交流です。

この2006年は「日豪友好協力基本条約」署名30周年、日本在外公館豪州開設110周年、豪日交流基金設立30周年を記念し日豪交流年となっており、様々な企画が計画されています。この記念すべき交流年の掉尾を飾ることとなったのがこの展示会なのです。 

■会場

The Atrium, フェデレーション・スクウェア(オーストラリア・メルボルン)地図はこちらです
FEDERATION SQUARE  Cnr Flinders+Swanston Street, Melbourne Victoria, Australia 3000

■開催日

2006年12月4日(月) 13:00−18;00
2006年12月5日(火) 10:00−18:00
2006年12月6日(水) 10:00−20:30
2006年12月7日(木) 10:00−20:30

12月6日と7日の午後4時30分から20時30分まではフェデレーション・スクウェアが主催するビクトリア・ワイン・ショーケースと併設になります。これは毎月第一水曜日と木曜日のこの時間にビクトリア州各地のワイナリーがワインを出展してテースティングをして頂くもので、テースティング代金12ドルで出展各社のワインが無制限にテースティングできます。

入場料:無料。

但し、6日と7日の上述のワインテースティングをされたい方は12ドルが必要になります。

■ワイン

・ブラック・パドック・ソーヴィニョン・ブラン2005(白) 
初めて植えられた3種類のブドウの樹の一種で1998年に初めて収穫されました。木の樽を使わない白ワインの効率的な製造工程を導入したことで、1998年にエヴリン・カウンティー・エステートの名前で世に出る初めてのワインとなりました。2005ヴィンテージは理想的な生育条件が得られて、十分な糖度と完熟度、酸味と芳醇な香りのサマースタイルのワインとして最高です。アジア料理、シーフードがこのワインには特によく合います。

 ・ブラック・パドック・メルロー2004(赤) 
メルローはフランス・ボルドー地方のブドウで種類が多く栽培が難しいため敬遠されがちな品種です。しかし、2004年夏はたいへん暖かく乾燥したためにしっかりと熟し、香りも強く、色、アロマなど理想的なブドウが生育しました。芳醇さとコク、繊細なベルベットのようなタンニンと果実の味わい、また独特の木の香りが絶妙なバランスでアルコールの中に溶け込み、新しく印象的に仕上がりました。魚料理やパスタ、ラムなど香りの強い料理に最適です。

■ワイナリー

EVELYN COUNTY ESTATE : 55 Eltham - Yarra Glen Road, Kangaroo Ground Victoria, Australia 3097

起用されたワイナリー「エヴリン・カウンティ・エステート」は品質はもちろんのこと施設内にギャラリーを併設するなど異色の存在。ヤラ・ヴァレーの入り口に位置しており緩やかな起伏のある7.5エーカーの敷地はブドウ栽培に理想的です。最高のブドウを実らせるために、毎年改良を加え、手作業で細かな剪定作業を行っています。ミッション・ステートメントは「環境にやさしい農業フレームワークのなかで最高の作業」。ダイヤモンド・ヴァレー・ヴィニヤードで有名なランス一族からワイン作りの指導を得た華麗なラインナップのすべてが全国や地方のワインショーで次々と受賞しています。また、レストラン「ザ・ブラック・パドック・レストラン・アンド・レセプション」や豪華宿泊施設「エヴェリン・カウンティー・リトリート」 など関連施設も充実しています。



■会場・フェデレーション・スクウェア

メルボルンの中心 フェデレーションスクエア 世界でも最も美しい建造物に囲まれたフェデレーションスクエア。観光客や地元の人々の集まる活気に満ちた場所で、市の中心部に位置する複合センターです。2001 年の連邦結成100 周年を記念して計画され、「差異と整合性の共存」という連邦の真の精神を反映する斬新なデザインで2002年10月26日にオープンしました。

街の中心部やヤラ川の素晴らしい景色が眺められる広場、ガラス・鋼鉄・亜鉛で作られたガレリアのようなアトリウム、アボリジニアートからコンテンポラリーアートまでオーストラリア美術専門のイアンポッターセンター、オーストラリアセンターフォームービングイメージ、ナショナルデザインセンター などからなるオーストラリア芸術の殿堂で、年間2000件ものイベントやアクティビティーが行われています。

 

 

 

 

名誉審査員ポール・バーン氏からメッセージ〜

日本のアーティストの皆様へ

 2006年12月に「2006 日豪交流年記念ワイン展 -Wine Etiquette Art Show 2006-」がフェデレーション・スクエアで開催されます。

私どもといたしましては、日本のアーティストの皆様にこのエキシビションに是非参加していただきたくご案内申し上げます。 フェデレーション・スクエアはメルボルンの中心街にあり、ヴィクトリア州庁舎の一部です。本エキシビションは「ヴィクトリア・ワイン・リージョンズ・ショーケース・シリーズ」として12月に開催される催しの一環をなしています。  

ヴィクトリア州ヤラ・ヴァレー産のワインもテイスティングに供されます。ヤラ・バレーは観光スポットとしても有名ですが、ワイン用のぶどうの生産に最適な気候環境に恵まれ、最高級ワインの主要な産地として近年国際的な注目を集めています。 私としては、このエキシビションが2006年日豪交流年を祝う絶好の機会となるものと考えております。 12月にメルボルンのフェデレーション・スクエアで皆様とお会いできることを楽しみにしております。

ポール・バーン 
(フェデレーションスクエア ストラテジック・プランニング・マネージャー)

■オーストラリアワイン

オーストラリアワイン オーストラリアワインは、フレンドリーで心が広くスタイリッシュで、そして何より陽気で楽しいオーストラリア人そのものです。オーストラリアで最初に植えられたブドウの木は、イギリスの第一移民船団の乗組員がニューサウスウェールズ州シドニーに上陸した1788年に持ち込まれ1890年代にはいると本格的なブドウの栽培が始まり、ワイン生産地として確立しました。当初オーストラリアワイン産業はヨーロッパの伝統に沿ったものでしたが、新しい試みやブドウ品種間、産地間のブレンドがなされ、現在のワイン産業の礎となったのです。現在のオーストラリアワイン産業は、生産地が60地区以上にのぼり、世界第4位のワイン輸出国となりました。広大で変化に富んだ国土と独自の自然環境の中で、各々の産地が幅広いスタイルのワインを造っています。

■芸術の国

芸術の国、オーストラリア  オーストラリアは4万年の伝統と現代文化が融合した、古くて新しい国です。この古代の芸術と現代の最先端の表現が交錯したところにオーストラリア独自のダイナミックでイノベーティブな活気ある社会があります。 オーストラリア人のアートへの関心は高く、アート・文化産業の経済規模は近年300億豪ドルを超え、芸術活動には年間約220万人が関わっています。また、産業や科学技術とアートの豊かなコラボレーションの実現によってニューメディアアート環境がこれほどエキサイティングな国は他にはありません。アーティストと観客両方の冒険精神や可能性の広がりがこの国にはあるのです。

参加予定作品(抜粋)  


谷山豊子「風雅」

 


鈴木節子「重圧の中で」

 


林弘子「ラ・フランセ」

 


南宗興「ひとり静か」

 


渡邉正三「湧雲 」 


安原芝圃「散氏盤 全臨」

 


近藤邦乃「アモーレ・ベニス」

 


吉川夏子「岸辺」

 


杉浦茂「海岸風景」


土田恵泉「荒城の月」

 


野口春加「晩翠」

 

■主催 
102-0072東京都千代田区飯田橋3-3-12
株式会社アートコミュニケーション
2006日豪交流年記念ワイン展事務局

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